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2021/06/10
藝文對談ともえ:第百九十二回:通過点#2死の認識 を公開
話者:松里鳳煌

シリーズ通過点。自身の人生を現時点で振り返り、そこで感じ得た教訓や失敗等を今後語って参ります。あくまで「私の人生」であって、同様なケースが必ずしも同じ結果になるとは限らないことを充分に理解した上で、他愛もない辺境のラジオに耳を傾ける感覚で聞いて頂けると幸いです。あくまで自分の人生と他人の人生は似て非なるものですから。今回は次回に引き続き老いと死について。「死」はネガティブに扱われることが多い事象ですが、強く「死を認識」することでかえって生きる力がわいて来るという話に。

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2021/05/30
藝文對談ともえ:第百九十一回:映画シェーン中編 を公開
話者:松里鳳煌

今回は映画「シェーン」の感想を更に語る中編。冒頭、映画「シェーン」を取り上げることになった経緯について語っている。書家の野尻泰煌先生のお父様との会話が切っ掛け。映画好きのお父様お勧めの1本、それが本映画。そこから映画に纏わる四方山話へ。歳を経ると感動を得づらくなる経験を誰しもするという。様々な名シーンや名台詞に触れながら、映画の中盤まで振り返りました。

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2021/05/20
藝文對談ともえ:第百九十回:ゴジラKOM・日本沈没 を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

マッチャンの美観についてセンセイが語っている。そこからラドンの話になり、2019年5月に公開された「ゴジラ・キングオブモンスターズ(ゴジラKOM)」の話に。マッチャンはこれまでのゴジラとこれからのゴジラの境界としての意図を感じたと。その難しい舵取りを慎重かつ丁寧に仕上げ、賛否両論あるのも仕方がないと語る。センセイは1973年版の「日本沈没」にハマっていると語る。内容はともかく当時の昭和感が面白いと。中でも、地球物理学者として出演し、実際に東大教授であった竹内均さんに関して多くを語った。

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2021/05/10
藝文對談ともえ:第百八十九回:通過点#1老いと死 を公開
話者:松里鳳煌

今後シリーズとして、人生を振り返って思うこと「通過点」をテーマに話していきたいと思います。昨今、様々な場である種の質問をよく目にするようになりました。「人生を振り返って、これだけはやっておけみたいなことはありますか?」等で、若い方の質問です。嘗ての日本では三世代に渡って同じ家に済むということは普通のことでした。密接な関係の中で、身近であった未来の自分の一つの姿、見本が、核家族化が進み肌で感じられなくなりました。「成長の時期」に合わせて傍にあった「生きる」見本が断絶したに思います。以後の世代は書物等でそれを求めたに思いますが、今は「本当にわからなくなった時代」に感じます。シリーズを通して自分なりに振り返ってみようと思います。

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2021/04/30
藝文對談ともえ:第百八十八回:映画シェーン前編を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

今回、普段はカットする冒頭の生音声も収録してある。疲れるので小難しい話しはしたくないと先生。映画の感想を伺うことから始まる。名誉を授かるのは有り難い反面、迷惑な点もある。老い先短い中で最後の一仕事をせねばらないのに、名誉に付随する部分で忙しくなり最後の仕事に集中できないジレンマに陥る。先生もそうした面倒はごめんだと。老いの話に偏重していき、老いを感じた瞬間や、老いる前の習慣といった部分に。後半、先生が2019年5月に公開された「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(センセイが唯一観なかったゴジラ映画)の感想をマッチャンに尋ね、そこからマッチャンの美観の話に。(2019年9月収録)

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2021/04/20
藝文對談ともえ:第百八十七回:名誉と老いと美観 を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

今回、普段はカットする冒頭の生音声も収録してある。疲れるので小難しい話しはしたくないと先生。映画の感想を伺うことから始まる。名誉を授かるのは有り難い反面、迷惑な点もある。老い先短い中で最後の一仕事をせねばらないのに、名誉に付随する部分で忙しくなり最後の仕事に集中できないジレンマに陥る。先生もそうした面倒はごめんだと。老いの話に偏重していき、老いを感じた瞬間や、老いる前の習慣といった部分に。後半、先生が2019年5月に公開された「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(センセイが唯一観なかったゴジラ映画)の感想をマッチャンに尋ね、そこからマッチャンの美観の話に。(2019年9月収録)

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2021/04/10
藝文對談ともえ:第百八十六回:書く原体験 を公開
話者:松里鳳煌

大人の言動が如何に子供に多大なる影響を与えるか、自身が小説を書き出した動機を話す今回。振り返ってみると本当に些細な体験からでした。小学生時に読んだシリーズ本「エルマーの冒険」(放送では「エルマーと16匹の竜」と説明)を読み、いたく感動したこと等が発端。その後、長い間自身の内側に感動の要因が残り、小学生最後の国語の授業で「小説を書く」という体験を経たことに起因する。それが今後、先生と交わした本にする約束を体現することへ連なる。

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2021/03/30
藝文對談ともえ:第百八十五回:アニメSHIROBAKO を公開
話者:松里鳳煌

”ともえ”で扱う初のアニメーション作品は本作。所謂「働く系」。アニメ制作会社に入社したばかりの「宮森あおい」を主人公として、社会や仕事の理不尽、困難、人間関係、将来に悩みながらも自らの心の構えを作り上げて行き夢を描く姿を描いた作品。内容に触れるのではなく、このアニメで描かれている「働くこと」をテーマに話しております。学校の授業で放送して欲しいアニメだと思っております。働くことについて考える切っ掛けになるからです。同時に悩める労働者へのエールにもなっております。

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2021/03/20
藝文對談ともえ:第百八十四回:繋がりをもつこと を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

日本の国家観について話している二人。センセイは日本は昔から変わってないと言う。だから政治は当てにならないと。政治に何かを望むより、人と人が手を取り合って、お互いに助け合っていくことに希望を感じると言う。マッチャンはそうした動きは様々な部分で始まっていると応じる。センセイは人間の肉体がそうであるように、悪いな、マイナスだな、と思うような事象も浄化する為の結果の産物であると語る。あくまでバランスだとマッチャン。限界を超えれば自然浄化はしないのは肉体も同じ。出来るだけ振れ幅の広い中でバランスをとりたいという話に。(2019年9月収録)

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2021/03/10
藝文對談ともえ:第百八十三回:小説ひた執筆 を公開
話者:松里鳳煌

今年から書家の野尻泰煌先生ついて何かと執筆をしていく予定です。書き始める前に動機とこれまでの流れについて一度整理しておきたいと思い語ることにしました。「野尻泰煌」先生に関する自伝的小説は二十年来先生から頼まれていた私の仕事です。私の中でまだどこか先生が死んでないような気がするのもこの為かもしれません。奇しくも亡くなる二週間前の電話でも「野尻泰煌論を書いて欲しい」と頼まれ、事実上の遺言になってしまいました。

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