トピックス-Topics-

2020/05/10
藝文對談ともえ:第百五十三回:最低ラインで生きる を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

未来志向が日本人を変え、それは無常感が無いから生まれたとセンセイ。一部の例外を除いて栄枯盛衰というのは必ずある。それを把握していれば未来志向は無い。また、重宝なものを用いることで、自分の力と他の力の線引が出来なくなり、勘違いをしている。自分の力、地金の価値がどれほどあるのか判ってない人が多いと語る。生活するにおいては、一番最低ラインを見据えながら歩むことが最もいいと言い、潮目を見て、使うべき時に使い、通り過ぎてしまうことにお金をかけないのが利口な考えと持論を述べる。(2018年:東京芸術劇場にて収録)

藝文對談ともえ:https://tomoe.yataiki.net/

2020/04/30
藝文對談ともえ:第百五十二回:AI予測時代 を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

AIの比類なき進化が著しい。当番組で取り上げた頃より遥かに進んでいる今がある。世界中の人々がスマートフォンを中心に自らの思考パターンや行動パターンを進んで提供し、それがビッグデータとして集積されAIが分析。それがビジネスや暮らしを静かに変えつつある。海外では犯罪予測や抑止に利用され効果を発揮。今後益々社会へ浸透していくのは不可避の状況にある。一見すると便利で無駄が少ないように見えるが、文化や人間の営みと真逆である事実が見えてくる。(2018年:東京芸術劇場にて収録)

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2020/04/23
JIJI.com:新型コロナウイルス感染拡大、舞台芸術の苦悩
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202004coronabgk0003
今回は、中止した公演については、制作団体から東京芸術劇場に支払われていた劇場費を全額払い戻すほか、劇場と制作団体のスケジュールが合う場合には公演延期の調整も行っている。主催公演のチケット払い戻しをどのような手続きで進めるかは、劇場ウェブサイト等で順次通知していくが、今後については「予想を上回る勢いで状況が悪化しており、見通しは全く立っていません」(東京芸術劇場)という。
2020/04/20
藝文對談ともえ:第百五十一回:我儘になった日本人 を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

社会という型にハマっているうちに知らず人はズレる。そのズレを去勢する試みは各所でなされており、その一つの方法として不便な山小屋で「ただ生きる為だけの暮らし」をすることで二ヶ月もすると本来の自分に戻ると言う。センセイは2017年のハンガリーの旅を思い出す。ハンガリーに行って本来の自分の感覚を取り戻したと言う。便利になった日本。それが堪え性の無い我儘に知らず変貌していった。(2018年収録分)

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2020/04/10
藝文對談ともえ:第百五十回:先生の手帳・七 を公開
話者:松里鳳煌


野尻泰煌という人物について徒然なるままに語っていく「先生の手帳・第七回」。前回に続いて上野画廊での出会いから。先生との間には様々な不思議なことがあった。画廊を訪問した際に、来るはずのない師が突然現れる。亀井先生には何時伺うかは伝えていない。そして感動していた書はまさに野尻泰煌先生の書だと本人から知らされる。想像していた人物像とはあまりにも異なる物静かな氏。あの日を振り返る。

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2020/03/30
藝文對談ともえ:第百四十九回:先生の手帳・六 を公開
話者:松里鳳煌

野尻泰煌という余りにも深すぎる人物について徒然なるままに語っていく先生の手帳・第六回目。冒頭では先生の教室を全て閉めたこと、そして先生が主宰されていた泰永会の今と今後を語っている。それからセンセイと知り合った経緯や当時の印象を振り返る。

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2020/03/20
藝文對談ともえ:第百四十八回:イイネ!いいの?  を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

センセイは「イイネ」の数で社会的信用度が上がったり価値が評価されると聞いたがマッチャンはどう思うかと尋ねる。マッチャンは一つの評価指標にはなっているけど、現実には「イイネ」を買えるぐらいだし、そもそも見ずに、読まずに「イイネ」を押している人が相当数いる点からしても価値と必ずしもリンクしていないと述べる。センセイは「イイネ」という感性はそもそも低い次元であると語る。ましてやSNSにおける「イイネ」と呼ばれるものに自分は何らイイ何かを感じないと。(2018年収録)

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2020/03/10
藝文對談ともえ:第百四十七回:鈍化する社会  を公開
【蔵出し】話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

マッチャンはアメリカのニュースに触れ、ゲームに負けた腹いせに相手の家へSWATを呼ぶという悪質行為が社会問題になっているという。センセイは時代がすっかり変わってしまったと言う。自らの体験から、景色から受ける感覚は変わらないのに人々の歩く速度が違うことから時代を感じた。変化の速度が上がり人間への負荷が知らず上がり続けている。その結果として感性が鈍化する現象が見えてくる。(2018年収録)

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2020/02/29
藝文對談ともえ:第百四十六回:これまでとこれから  を公開
話者:松里鳳煌

本格的な再開を前に「藝文對談ともえ」の始まりの動機から一度振り返り、今後どうするかを語ろう思います。初めてのひとり語りです。

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2020/01/10
[閉鎖]オープンテキスト有限会社
2019年8月を持ちまして オープンテキスト有限会社 は閉業いたしました。つきましては 公式サイト:open-text.net も昨年閉鎖したことをご報告いたします。ご連絡が遅くなり大変失礼いたしました。長きにわたるフォント業界との関わりにおいて社としての目的は達したと感じます。個人的なミッションとしてフォントとは終生活動が続きそうです。今後もよろしくお願いいたします。

なお、メールアドレスは暫く継続して使用する予定です。
何かありましたらご連絡下さい。
本当にありがとうございました。

オープンテキスト有限会社

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