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2019/05/30
藝文對談ともえ:第百二十四回:顔真卿展・前編 を公開
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

2019年(平成31年)1月16日〜2月24日に東京国立博物館の平成館で開催された特別展。顔真卿(がんしんけい)展の感想を言い合った。とはいえ、マッチャンは顔真卿(がんしんけい)というより懐素(かいそ)を、センセイは米芾(べいふつ)と黄庭堅(こうていけん)がそれぞれ印象に残ったと言う。王羲之を学び、背景に備えながらもそれぞれが目指した至高の姿に興が乗る。

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2019/05/20
藝文對談ともえ:第百二十三回:格好よさ を公開
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)
ゲスト:相模泰生(サガミクン)、平賀曹宮(トモチャン)

書家仲間であり、表現者のサロン、藝文会の同門でもあるお二人をゲストにお迎え。相模泰生(さがみたいせい)さん、平賀曹宮(ひらがそうきゅう)さん。両氏とも書は楷書・隷書系を基軸に学所する書家。マッチャンは 第二回藝文東京ビエンナーレ で平賀さんが出展した生花を見て格好良いいと思ったと語る。センセイはゲスト二人に、どういう部分を見て格好いいと感じるか?と問う。自身は映画「吉原炎上」のセリフを上げ「この仕事は心も身体も凍らせないとできない」という生き様は格好いいと。格好よさについて話をする。

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2019/05/10
藝文對談ともえ:第百二十二回:正か非の価値観 を公開
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)昔は色々な人がいて見ず知らずの人に怒鳴られた経験があるとマッチャン。その中から社会を知った部分もあると。センセイは、小卒の人もおり中卒の人もおり、色々な人がいたから幅があったけど、今は教育を平均的に受けた結果、幅が無くなったと。今は良いことと悪いことを区別したがる社会になっているとセンセイ。人間の気持ちもロボット化して、情緒が育まれていないのだろうと語る。人間は不完全なものであり、何より動物であるから、理性では割り切れない道理というものがあるが、それを今の人はわからないのだろうと言う。地方にはまだ息吹いているものを僅かに感じるが東京は様変わりしたと、日本のことを話した。

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2019/04/30
藝文對談ともえ:第百二十一回:東京物語・後編 を公開
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

東京物語の後編。マッチャンは当時から日本人の価値観の大変化がこの映画に描かれていると語り始める。青雲の志でもって上京したもののうだつが上がらない人が出てくる。本作では長男の医師がそこに当たる。センセイは小津安二郎の他の作品にも同じようなものが描けれていると語る。恐らく当時の日本人に多かったのだろう。多くは一端のものになろうとしてもならないものであるが、逆になったとして果たしてそれが本当に満足する人生を過ごしたかと思えるか、寧ろどう自分を律するかが命題だと思うとセンセイ。どう生きるかの話になっていく。

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2019/04/20
藝文對談ともえ:第百二十回:東京物語・前編 を公開
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

2018年に4K化記念で限定公開された小津安二郎監督の映画「東京物語」を観たというマッチャン。センセイは購入した名画セットで「東京物語」を含め400本ほど観たと言い、その上で映画というのは最大公約数で描かれている共通項があると語る。マッチャンは「東京物語」における家族像のリアリティと、その面白さに触れると同時に、当時から日本人の人間性の大きな変化が語られると述べる。センセイは各役者に触れその演技力の高さへ賛辞を送り、東京物語について話込んでいく。

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2019/04/10
藝文對談ともえ:第百十九回:昭和四十年の境 を公開
話者:野尻泰煌(センセイ)、松里鳳煌(マッチャン)

我見偏執の世の中になってきたとマッチャン。公共的な場では一般的な知見を元に論じ合い、自身が知り得た特殊な事情とは分けて話す必要があるのに、それが全く出来なくなっていると。手遅れになる前に日本人は一旦私見を横へおいて克明に記録し再現するに徹する時期じゃないかと。センセイは、その通りではあるが、時代劇一つとっても既に乖離が進みすぎてギャップを埋められないのではないかと返す。昔いた役者馬鹿的な「これだけやっていれば幸せ」という人が居なくなったと。日本人の乖離がどの辺りで決定的になったかの話になり、昭和四十年の前と後ではないかという展開へ。

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2019/04/01
時事ニュース:新元号「令和」=出典は「万葉集」、国書で初−5月1日改元
(引用)政府は1日午前、「平成」に代わる新たな元号を「令和(れいわ)」と決定した。5月1日の皇太子さまの新天皇即位に合わせて元号が改まる。出典は日本最古の歌集である「万葉集」。元号の典拠が日本古典(国書)となるのは初めて。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040100553&g=pol

新元号、アルファベットは「REIWA」

(引用)外務省は1日、平成に代わる新元号が「令和」に決まったことを受け、政府が承認している195カ国と国際機関に大使館などを通じて通知した。新元号のアルファベット表記は「REIWA」。頭文字が明治、大正、昭和、平成の「M、T、S、H」と重複しない「R」であったことも、選考の際に考慮されたとみられる。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040100759&g=pol

(管理人)元号が切り替わるのは5月1日からとなり、今月が平成最後の月となります。システム担当等々の方はてんやわんやかと存じます。お疲れ様です。それにしても何故この漢字で「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」になるのか。文化が生まれ育つと仰っているので文化事業に是非とも力をいれて欲しい。國の傳統文化を保護する必要はあると思います。改ざんされたり消えてからでは手遅れですから。

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2019/03/30
藝文對談ともえ:第百十八回:イギリス映画 を公開
話者:センセイ、マッサン

2018年末に発表されたイギリスとアメリカの映画ランキングの違いが面白いとマッサン。お国柄が感じられると話し始める。センセイはアメリカはSFに関しては右に出るものが無いが、他の分野は些かどうなんだろうかと首を傾げ、逆にイギリスは何を作らせても手抜かりのない手のこんだ作品を作ると。それは歴史の長さと深みの差ではなかろうかと持論を述べる。マッサンは、世界を周辺部から緻密に作り上げるイギリス映画に対し、日本は何事もデフォルメ化することに長けている気がすると応じる。それが近年は行き過ぎた感があると二人の話は展開していく。

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2019/03/20
藝文對談ともえ:第百十七回:知育偏重 を公開
話者:センセイ、マッサン

明治生まれの祖母がキツイことを言っても最後には肯定で話を〆ていた記憶があるとマッサン。センセイは昔の書の審査にしても色々マズイ点を先に述べても最後に良い処を上げたと応じる。昔は人をキチンと見ている大人や教育者がいた。センセイの場合は家が良かったという。親子三世代。学校で何かあっても家では大切にされた。勉強しろとは家では一切言われなかった。親は子育ての素人だから祖父母に育てられるのが良いと持論を述べる。西洋の知育偏重の考え方や教育方法、生活様式が日本をこうしたと。教育についての話になる。

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2019/03/10
藝文對談ともえ:第百十六回:自己肯定 を公開
話者:センセイ、マッサン

2018年世界の自己肯定感ランキングが紹介されたニュースを取り上げるマッサン。多くが80%を越える中で日本人の若者は44.9%ととても低い結果となった。センセイは「愛されていないんだね」「家庭が良ければこうはならない」「親だね」と応える。マッサンは「ここへ行けば立ち直れる」という場が減っているのでは無かろうかと。聞くとは無しに聞こえてくる声を上げ、今の親は言っていることは最もなのだが、命令形だったり、細かすぎたり、当たりがキツいと。センセイは今の親は躾をしていないと述べ、自らの経験を語る。

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