「也太奇について」 也太奇(やたいき)は幼少期(7歳)より書道に親しみ、勤め人時代に 株式会社リコー にてフォント事業、DTP制作、ネット企画制作に長く携わった私がインターネット時代を感じ2000年に設立した総合ドキュメント制作事業です。 通常では困難な外字を多く入れこんだ書籍やドキュメント制作を得意とし、小規模な書籍制作や販売も行っております。

 

代表 松里鳳煌(ほうこう)

 

「也太奇(やたいき)の動機」 自ら書作活動を続ける過程で、高品質な作物を生み出す作家と、それを望む事業者や消費者を繋げることは出来ないだろうか?」という思いから始まりました。

 

「也太奇(やたいき)の思うこと」  企業の日常は極めて多忙で既存の付き合いの中から選択せざるおえないことは自らも経験するところ。一方で異なるもの、より高品質なものを望む不満は常にありました。

 

 一方で書作家活動中に知り合う作家さんは実社会と無縁で無頓着な人が多く、インターネットを知らず、ホームページを知らず、ブログ、SNSを知らない人が多くいます。展示会は開けども高額な作品集制作費に断念したり、正字が使えない、書や藝術を理解せずデザインアピールの強いものばかり提案され困惑しているといった要望を聞いておりました。

 

 書道、DTP、ウェブデザイン、フォントといった古典からデジタルに至るまで文字制作に携わった自分なら、魅力を幾ばくかでも理解し、自ずと見出された提携先とも連携し、価格を抑えて制作出来ると発足したのが也太奇です。

 

 世界的に日本文化が注目を浴びる一方で急速に失われていく現実。双方の側面を理解する者である私共が文化伝承の一助になればと願います。その為、文化活動にも力を入れております。

 

「也太奇(やたいき)の提携先」 師であり世界的な書家でもある野尻泰煌。写真家である兄が主宰するフォトグラファーズオフィス美苑。CMやゲーム音楽も手がけ自らもマイクをとる本名カズトが主宰するレコード会社Duckwalk。東大文学部と共同開発した日本語多字数フォントの草分け GT書体(明朝・ゴシック)※自らも加わった を制作したオープンテキスト有限会社。

 

「也太奇(やたいき)そのものの意味」 「也た太だ奇なり(またはなはだきなり)」で、「コリャ奇妙だ」という驚嘆の叫びです。 「何屋なの?こんな凄いことやってたんだ!」という驚きを提供出来る事業を目指して書家である 野尻泰煌 によって命名。

 (そもそもの意味と由来)洞山は無情説法を聞くことが出来ましたが、それはまことに奇妙なものだったのです。なぜならば、無情説法は耳をもって聞くことも、眼をもって見ることも出来るものではなく、眼で聞き、耳で見てこそ、はじめて知ることのできるものだったからです。

 

松里鳳煌(ほうこう):本名はカズアキ。1967年生まれ。小学二年生で掃雲会所属の亀井鳳月を師に書に親しむ。1996年に師の勧めにより野尻泰煌を新たに師と仰ぎ今に至る。大手事務機メーカーのIT開発会社にてプログラマー。後にフォント開発部門にて開発サポート、管理、マニュアル制作、デザイン、ネットを担当。新聞や業界紙に日本初のフルオンライン決済によるフォント販売サービスでその名を掲載さる。1997年ゲーム会社に転職。営業とマーケティングに携わり、多くの企画やイベントを担当。2000年に独立し兼ねてより続けていた 書道・DTP・フォント を追求する為 也太奇(やたいき) を発足。リコー系のフォント会社、オープンテキスト有限会社にて外部スタッフとしてフォント事業を継続しフォント制作やタイプフェイスデザインを行う。自らも所属する泰永会にて作品集等のドキュメントデザインを約20年にわたり担う。2004年に師に促され、自らの書道塾 鳳煌会 を創設。2013年には書家である野尻泰煌初の総合作品集「藝文類聚」で正字体のみを用い書籍化を果たす。(非売品) 2015年 国際藝術文化協会への入会を期に執筆業を本格化させ今後書籍化事業へ力点をおいていく。2017年、ハンガリーのラダイ博物館に作品が寄贈。2018年に初の市販書籍を刊行予定。伴いISBNコードを取得し、正式に出版者となる。自らの作家活動は https://hoko.yataiki.net/ にて公開。

 

 

 

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