トピックス-Topics-

2018/11/10
藝文對談ともえ:第百四回:多面的な視点 を公開
話者:センセイ、マッサン

センセイは冒頭で多くの視点で物事を見ることの重要性を述べ、それは古來から日本人の特性であったと考える。縄文時代からの特性であったはずの多面的視点が損なわれつつある要因として、分業化が進み、各箇所の拡大視が全体としてのバランスを崩すからだと持論を展開。現代の弊害として「理論ありきで理論に合わせようとする」「段取りは得意だが、崩れた時に対応出来ない」といったものも単一的視点から来ると語り、現代の生き方や考え方に視点を投げかける。

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2018/10/30
藝文對談ともえ:第百三回:縄文時代 を公開
話者:センセイ、マッサン

友人の誘いを受け「縄文展」に行ったと言うマッサン。縄文展は「東京国立博物館」(東京・上野)で2018/7/3〜9/2に開催。そこで今まで抱いていたイメージの縄文時代が覆されたと語る。急須のような造形が既にあったり、当時から既に漆塗りがあったと知る。教科書等で刷り込まれた縄文というイメージの原型にある遮光型土偶や火焔型土器だけではなく、遥かに幅が広く縄文人の野趣にとんだ感性や一方で繊細な仕事に、本展のテーマともなる「美」を見出した。縄文時代の話をする。

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2018/10/20
藝文對談ともえ:第百二回:野尻泰煌と母 を公開
話者:センセイ、マッサン

若かりし頃、半紙だと書きすぎるから多少の緊張感をもって対峙する為に色紙を大量に書いた経験を語るセンセイ。マッサンは脳の不思議として、色紙サイズに半紙を切って書いても、色紙を前にすると脳内で切り替わり半紙のようには書けない経験を語る。慣れるには慣れるまでやるしかない。センセイは母との思い出として、幼少期に画用紙や色紙と先の丸いハサミを渡されとにかく切ったことを思い出す。4歳になると母から蝶々の切り方等を教わったと。それを母は黙って見て、後片付けていたと。指をどれだけ動かさせるかという視点があったのではと振り返り、書家と母の姿が垣間見れた。

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2018/10/19
第二回 藝文東京ビエンナーレ 11/19〜開催
二年に一度開催される 國際芸術文化協会(略称:藝文会)の展示会。第二回 藝文東京ビエンナーレ 2018が開催されます。
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藝文東京ビエンナーレ

会場:東京芸術劇場・アトリエイースト
   〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
   JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より
   徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結しています。
期間:2018年11月19(月)〜25(日)の7日間
時間:10:00〜16:00
   ※初日のみ 12:00〜16:00
主催:國際藝術文化協会(藝文会)
料金:無料
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藝文会公式サイト https://geimon.jimdo.com/
2018/10/10
藝文對談ともえ:第百一回:野尻泰煌と書 を公開
話者:センセイ、マッサン

子供の頃、書道展で感動したことが無かったというマッサン。作品が所狭しと並べられ、大きくても条幅。どこを見ても草書ばかり。僅かにある隷書も迫力も感じられない。対してセンセイは大作中心の書道展を見て、多種多様な文字造形や大きさに魅了されたと。文字としてではなく「奇妙な造形」として見ていたのだろうと振り返る。十代で書家になると決め、自らの視点をもって自ずと動いてく。都の美術館に一年通いつめ、日本の書道会の大きな流れを汲み取り、自らが就くべき師を探す。戦前の東方書道会を一つの理想の姿と見定め3日で半紙2000枚という行動になっていった。書家、野尻泰煌の姿を聞く。

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2018/09/30
藝文對談ともえ:第百回:藝文對談ともえ を公開
話者:センセイ、マッサン、トッチャン

気づけば百回を重ねる”藝文對談ともえ”。今回は出演者が感想を話し合うスペシャル回。マッサンは、昔から言われる「百聞は一見にしかず」、「踊る阿呆に見る阿呆」といった言葉が実感をもって経験出来たと。他人を見て四の五の言わずに「やったほうがずっといい」という事実が見えてくる。そして”ともえ”のコンセプトが話題に。少し長めの45分でお届けいたします。


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2018/09/20
藝文對談ともえ:第九十九回:ゾンビ を公開
話者:センセイ、マッサン

マッサン曰く、当時トラウマ級の衝撃となった映画「ゾンビ」の話をする。世界的なゾンビブームが始まり現在も広がりをみせていることにセンセイの見解を求める。曰く「ゾンビというのは死んで生き返るのだから生命に対する思い。加えて単なる外見的な面白み」といった点が伺えるのではなかろうかと応える。外観から「あんな様なら生き返らずに死んだままの方がいいのではないか」という死者に対する諦めを感じられると語る。ホラー映画の話題に。

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2018/09/15
活動:BASEにて也太奇ショップを設置
日本最大級のショッピングサイト構築運営サービス”BASE”にてお店を設置しました。
今後、也太奇で制作した出版物を販売予定。
電子出版物が主眼となりますが、賑やかしでBASEおよびClubT等のサービスを利用した物販(Tシャツ等)も取り扱います。なお、物販は国内に限りますが、データ販売は海外も対象とします。
正式なオープンは年明けになる予定です。よろしくお願いいたします。

BASE:也太奇ショップ
https://yataiki.thebase.in/
2018/09/10
藝文對談ともえ:第九十八回:無意識の蓄え を公開
話者:センセイ、マッサン

終わったと思うと本当に終わる。意識はおろか無意識レベルでも活動が途絶える。それはマッサンが十五年ほど前にセンセイから言われた言葉。つまり「人は心の構えで変わる」ということが考えらないだろうか? 当時は狐につままれた感覚で聞いてたマッサン。今になって「その通りだ」と実感すると言う。センセイは、心が動いたらやるだけやって、手を出すだけだして、飽きたらほったらかしにして、一杯置いておけばいいと言う。終わったと思わなければ無意識の活動による蓄えが出来ると。センセイは自らの漢詩を例に話し出す。

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2018/08/30
藝文對談ともえ:第九十七回:背景の熱量 を公開
話者:センセイ、マッサン

マッサンは映画「パシフィック・リム」を観た後、続編の「アップライジング」も観て、あることを感じたと話す。どちらも面白かったのだが、単純な面白さで言えば続編が頭に浮かび、受けた感動で言うと最初の方があったと言う。そして心に残るのは感動があった方だと。理由を自分なりに考た際、続編は魅せ方が洗練されていたからで、感動は「思いの熱量」が違うのではなかろうかと。最初の作品には本多猪四郎(ほんだいしろう[愛称としてホンダイノシロウとも呼ばれる])監督への敬意や怪獣への愛情とも言えるほどの熱量が感じられたと。センセイは「思いの醸成の期間」が違うからじゃないかと視点を投げる。また、夢が叶う際の「出来ない現実のジレンマ」が表出するのではと語り、「熱量は嘘をつかない」と話が展開する。

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